Morikawa Laboratory

圧縮センシング

圧縮センシング image 圧縮センシングは,疎表現可能な高次元信号を低次元に射影しても情報量が失われないことに着目した手法である.信号を取得してから圧縮を行う従来手法と異なり,信号の取得と圧縮とを同時に行うことで,膨大かつ冗長なデータを低負荷で取り扱うことができる.これにより,MRI 検査における測定時間の短縮,ビッグデータ分析におけるデータ量の削減,無線通信やレーダシステムにおける超広帯域無線の実現などが可能となる.本研究では,無線信号処理分野における圧縮センシングの応用に関して二つの検討を進めている.一つ目は,メモリサイズに制限のある無線センサネットワークに向けた,1-bit 圧縮センシングと構造化された測定行列を用いたデータ圧縮である.これにより,データ伝送量の軽減と復元速度の改善が可能となる.二つ目は,コグニティブ無線や高解像度レーダなどの広帯域信号の検出に向けた,サブナイキストサンプリング技術である.これにより,既存のADC の速度制限を解決するとともに高速ADC の非効率性を大幅に改善することが可能となる.

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