Morikawa Laboratory

次世代ワイヤレスシステム向け広帯域増幅器

次世代ワイヤレスシステム向け広帯域増幅器 image 第4 世代ワイヤレス通信(LTE-Advanced)や,さらにその次に期待されている第5 世代ワイヤレス通信では,急増するモバイルトラフィックを収容するために100MHz 以上の周波数帯域幅が必要になる.このため無線基地局で使用される増幅器には高い電源効率のみならず広い動作帯域が求められる.本研究ではこの2つの要求を満たす次世代モバイル向け広帯域電力増幅器の実現を目指している.まず高効率化に関しては,増幅器を飽和領域近傍で動作させることで高い電源効率を維持しつつ,それにより発生する非線形歪を補償するDPD (Digital Pre-Distortion) アルゴリズムの性能向上と歪補償回路の小型化の研究を進めている.一方,広帯域化に関しては,広帯域増幅モジュールの最適なモデリング,ならびに広帯域動作に伴い顕著になる「メモリ効果」と呼ばれる周波数依存性の推定アルゴリズムの開発を行ない,更にメモリ効果のある非線形歪特性の経時変化にOn-line で追随するDPD アルゴリズムに関する研究を進めている.これらにより,第4 世代ならびに第5 世代向け基地局用増幅器の低消費電力化と低コスト化を目指している.

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