Morikawa Laboratory

Policy

Policy image 情報通信技術(ICT)は携帯電話やインターネットなどを通じて個人の生活に深く浸透するとともに,利用分野は交通,金融,製造など多岐にわたり,今日の社会・経済活動において不可欠な技術となっている.一方,ICT産業は,技術先導型産業であるため持続的な技術革新が必要不可欠であるが,国際的な研究開発競争は激化しており,産業界,政府が一体となった積極的かつ持続的な研究開発投資が必要不可欠である.また,ICT関連の法制度として,周波数オークション制度の導入やホワイトスペースの活用などの新しい制度導入の議論が進められているが,これがICT産業や国民生活にどのような影響を与えるのか,さらに国際競争力の低下が指摘されている国内ICT産業の持続的な成長に必要な施策は何かなど,ICT産業振興のための真に効果的政策が問われている.
ICT分野の発展,さらにICTが牽引するあらゆる分野の発展を支えるために,政策の視点から「研究開発」,「情報通信制度」を2つの柱に研究を進める.「研究開発」については,産業界及び政府の研究開発投資の経済効果を最大化するためのモデル構築を目指す.研究開発は不確実性の高い経済活動であるために,その経済効果をモデル化することは極めて困難であるが,関係者へのヒアリングや産業連関表を用いた分析など,モデル化を目指した取り組みはICT分野における研究開発政策の立案の際,思考ツールとしての活用が期待できる.「情報通信制度」については,通信事業者の競争政策,国際競争力強化のための施策など,ICT分野の発展に適した規律と振興の在り方に関する研究を進める.これらの取り組みは我が国のICT分野の発展の一助となることが期待できる.

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